Like a buffet

おいしいものを、少しずつ。

少し長いぼやき

 

新しい環境に放り出されてから数日たった。

 

放り出される、という表現は正しくないか。一応自ら選んだ道なのだから。一応だけど。だって目的が見えないからといって進学しないという選択肢はあったとしても、あの環境にはない。あの環境では死んでもそんなこと口に出せなかった。口に出す勇気はなかった。進学しないだけの信念とかやりたいこととかもあるわけではなかった。だから、進学した。自分のやりたいこと、進路、将来を見つけるためという建前、本音は周りみんなそうするからという理由で進学を決めた。

 

だけど入学してから、本当にこれでよかったのかどんどん不安になっていく。もしかしたら私はどこかで道を間違えたのかもしれない。それはどこ?どこまでさかのぼればいい?リアルの世界でもネットの世界でも今までとあまり変わらないテンションで過ごしているけれど、いつでも心のどこかに暗いものがある。

 

 

正直に言おう。私はサイレントマジョリティー、あの曲が苦手だ。なんでって、中高で私の目指したものが否定された気がしたから。私は常に波風立たないように静かに生活してきたんだ。平均的な女子高生を目指した。必要ない個性は殺した。現代の教育で没個性であることはよくないとされていることは知ってる。知ってて、でも悪いように目立つのを恐れて。普通になりたかったんだ、自分が目指した普通が普通じゃなかったかもしれないけど。普通になるのはダメだって重々承知してるけど。

だからあの曲はそれこそサイレントマジョリティーに成り下がった私に痛いくらい刺さる。聞いてて、あの曲の中で悪として説かれている人間像がまんま私なんだ。

 

 

こんな私の中にも、まだ未来に目を輝かせた私はいるんだ。でも、ひねくれた見方でしか物を見れないもう一人の私がすべて否定する。「そんなの無理だって」って。「静かに普通に生きなよ」って。そこで心がくじけてしまう。

 

どうしたらこの状況を打開できるのだろう。そもそも打開しようと思ってもない。そんな自分がめちゃめちゃ嫌だけど。解決の糸口も何も見えないから息が詰まりそう。

こんなことどこにもかけないからこういう形でブログをアップさせていただきました。