Like a buffet

おいしいものを、少しずつ。

DREAM BOYS 2018 ACT 1

初ドリボ見てきました。内容を忘れてしまうと思うのでメモ程度ですが残そうと思います。すでによくわからなくなっているところもあるので分かるようでしたら教えていただけると嬉しいです。

 

【あらすじ】

ユウタ、ケント、トシヤの三人は、親に捨てられた子供たち(ロストボーイ)の“楽園“ドリームランドを作り上げた。今では何人もの子供たちが暮らしている。ユウタには親に捨てられた過去がある。ケントは突然の事故で両親を亡くした。トシヤは親に反発して家を飛び出した。ある意味で三人ともロストボーイだ。同じ夢を追いかけていた三人の絆がふとしたことで切れた。原因は一本の映画だ。
ドリームランドの経済的な危機を救うはずだった一本の映画、それをきっかけに三人は様々な問題に巻き込まれていく。その陰で不思議な動きを見せるマダムとリカ。その昔、子供を捨てたことのある二人の確執が三人の人生を大きく揺さぶる。

 

  • Scene 1 ドリームランド

♪DREAMER
Beast

ロストボーイがそれぞれの夢を語る。ソウヤを除く4人はドリームランドで夢を叶えようと思っているがソウヤだけは違った。ソウヤは独立したがっており、その資金のためにリカさんのもとでバイトをしている。

 

  • Scene 2-1 ユウタ(ベンチ)

♪When I was Seventeen

ユウタの弟、ユウトは心臓に重い病気を抱えていて、治す方法は移植しかない。ユウトの夢をかなえてあげたいユウタは、ユウトに心臓の治療を受けさせたいが金と移植する心臓がない。
ユウタはユウトに一緒に暮らさないかと持ち掛けるがユウトは拒否。ユウトはケントのジムに向かってしまう。

 

  • Scene 2-2 ケント(ジム)
ケントは自分が一切手加減をしない人間であったからチャンプになれたと思っており、自分を倒せるのは自分の前から姿を消したユウタだけである。

ユウトはケントのジムでボクシングを教わっている。ユウトは「チャンプみたいな強いボクサーになること」が夢である。

  

  • Scene 2-3 トシヤ(オフィス)
トシヤは三人で作り上げたドリームランド運営のための資金繰りに苦労していた。自分たちの夢でもあるドリームランドはなんとしてもなくしてはならない。どうしたら資金を用意できるか。

トシヤが担当している、ケントを題材にしたボクシング映画は主演が決まっていなかった。それを聞いたリカさんは、ユウタを主演にするならマダムに話をつけると提案。リカさんはこの企画の主演はユウタにしたいようだ。しかしトシヤはケントが納得するとは思えなかった。 

 

  • Scene 3 ドリームランド
♪マダム登場

マダムは自分が捨てた子供のことを回想する。落ちている赤い野球グローブを拾ったとき、リカさんに話しかけられる。マダムは急いでそのグローブを後ろに隠すがリカさんは気付いていない。リカさんはマダムにユウタの映画の話を告げる。

 

  • Scene 4 撮影所

♪ユウタ登場

♪One Night
撮影は始まるが、ケントのジムのメンバーによって撮影はめちゃくちゃにされる。ケントはもう二度とボクシングはしないと言ったユウタがボクシング映画の主演をすることに納得がいかない。話しているうちにユウタもトシヤも金のために動いていることを知ったケントは怒って撮影所を去っていく。

早く金と心臓を手に入れて弟に手術を受けさせたいユウタは「ただ時間だけが無駄に過ぎていく」と感じる。ユウタの様子がおかしいのを察したトシヤは何か問題を抱えているのか尋ねるが、答えてはくれない。しかし彼が金と「何か」を必要としていることは分かった。手がかりを求め、撮影所を通りかかったユウトにユウタが最近何をしているか聞くと、ユウタは「ネットで調べたり海外に手紙を書いたりしている」らしい。トシヤは、ユウタが抱えている問題が金で解決できる問題なのかと疑問を抱く。

 

  • Scene 5 桟橋
♪星の光る空

ユウタとリカさんが桟橋で話をする。企画が潰れたことをリカさんはあまり気にしていない様子だ。そこにトシヤも合流する。トシヤ曰く、マダムは「ユウタを主演にしなければ資金援助はしない。ユウタが主演ならボクシング以外のものでもいい」と言っているらしい。しかし今から新しい企画を考えるには時間がない。企画を成立させるためにはケントを説得するしかないとトシヤが言うと、ユウタは撮影所で抱いた「ただ時間だけが無駄に過ぎていく」という感情を思い出し、走り出した。

 

  • Scene 6 ドリームランド

ドリームランドを訪れたマダム。そこには夢を語るロストボーイ、ミズキ、リョウ、リュウトの姿があった。

 

  • Scene 7 ケントのジム
♪Fragrance
♪Fight Man

 ケントのジムではケントがジムのメンバーを猛特訓している。メンバーはケントが自分で自分を追い詰めていて、だからチャンプになれたと思っている。ケントは頭蓋骨のヒビによる頭痛に苦しんでいた。

トシヤ、リカさん、ソウヤが入ってきて、トシヤがケントに映画の撮影を許してほしいと頼む。しかし、ケントは取り合わない。そこにユウタが来る。ユウタはジムに来るなりケントに土下座をし、映画の撮影の許しを請う。ケントは、ボクシングの試合をしてユウタが勝ったら映画を作っていいと告げる。リカさんは因縁の新人王戦の再現であり、映画のいい宣伝となると非常に乗り気。トシヤは無茶だというが、ユウタはそれを引き受けた。

 

  • Scene 8 シアターの舞台裏
♪Champions
♪THE DREAM BOYS
ドリームシアターで話をしているユウト、ミズキ、リョウ、リュウト。今日はユウタとケントの試合の日だ。世間では勝ち負け以前に、ユウタは何ラウンド持つかと噂されている。リョウはユウトを励ますように「ユウタとケントは友達だから手加減してくれる」というが、ユウトはシアターの隅でうつむき、「ケントがどんな相手でも手加減しない」と反論。

遅れてソウヤが合流する。単独行動をするソウヤに腹を立てたリョウが手を出してしまう。トシヤが来てケンカは収まるが、ロストボーイの5人は、ユウタたちのように自分たちもバラバラになってしまうのではないかと不安げにつぶやく。

 

  • Scene 9 試合
♪ファンファーレ
♪Fight!(試合)
♪陰謀のテーマ

ユウタとケントの因縁の試合が始まる。試合はケントが優勢と思われたが、以前から持っている頭蓋骨のヒビによる頭痛を起こし隙ができてしまう。結果ユウタのフックがケントに当たり、KO。リカさんはソウヤに何か耳打ちをする。ソウヤはユウタの外したグローブをリカさんのもとに持っていく。リカさんはユウタのグローブから鉛の板が出てきたと叫ぶ。倒れているケントはユウトに「ユウタを恨むなよ」と言い意識を失ってしまう。ユウタは記者に囲まれるが、マダムがユウタに仮面を渡し、時が解決するまで身を隠せと伝える。

 

  • Scene 10 ドリームランド
♪仮面の世界
♪ユウタパフォーマンス
♪母の祈り
♪Crazy My Dream

ケントのジムのメンバーはケントの仇をとるべく、ユウタを探している。リュウトは脅されてユウタの居場所をしゃべってしまう。

 

  • Scene 11 シアターの舞台裏
♪乱闘のテーマ
♪逃亡のテーマ
♪一幕エンディング
ドリームシアターで休んでいるユウタ。そこにナイフを持ったスゲタが襲ってくる。もみ合っているところにユウトが来る。もみ合っている最中にスゲタがナイフを落とし、ユウトがそれを拾う。スゲタはユウトの手からナイフを取り返そうとするがその最中にナイフがスゲタに刺さってしまう。サイレンを聞いたユウタはユウトからナイフを取り上げ、「お前は何もしゃべるな」と罪をかぶる。

ナイフを持ったユウタと倒れたスゲタ、呆然とするユウトのもとに、ロストボーイ、ジムメンバー、トシヤと警察が入ってくる。ユウタはおとなしく手錠をかけられるが、ユウトが心臓の発作で倒れてしまう。ユウタはトシヤに「ユウトを病院へ連れて行ってくれ!ユウトは心臓が悪いんだ!」と伝える。そして警察を振り切り、「何もかも引き受けてやろうじゃないか」と覚悟を決める。